ロードバイクで六甲山を登山する

2017年3月にFELT F75を購入。六甲山を登っている記録やロードバイク初心者が参考になるような記事を書いています。

ビンディングペダルからカチカチ音がするので分解したらドツボにはまった

カチカチ

最近、走行中にペダルあたりから異音が聞こえる。

シューズのクリートかと思いネジを締め直したが、カチカチが止まらない。

心境をツイートで吐露した。

 

ペダルか!

事務所からコンビニまで、たまたま革靴でロードバイクに乗ることがあった。

ペダルをまわした瞬間カチカチ。

しかも、ビンディングシューズのときよりも音が大きいやん。

これ、ペダルやな!!

確信した。

 

「異音」「干渉」

走行中に変な音が聞こえると気になる。

異音を聞きながら走るのは耐えがたい。

「異音」「干渉」は消し去りたい!

 

分解してみた

ペダルとクランクのネジにグリスを塗ってみて、シャフトを締め直せば、だいたい解決するとツイッターで教えてもらった。

ただ、せっかくの機会なのでビンディングペダルを分解してグリスを塗り直してみようと考えた。

まず、分解前にペダルの仕様書をシマノのサイトからダウンロード。

これがあれば部品があっちこっちいってバラバラになっても元に戻せそう。

だいたい分解すると訳が分からんなるタイプなのでこういう事前準備は必須なのだ。

ペダルはPD-R540-LAを使っている。

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ペダルを分解するには専用の部品がいるので買った。

ロックブッシュという名前。上の表の18番。

 
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ぷらっちっく感、すごい。

割れそうやん。

 

さて、分解するか。

うまくできるかな。

一応、時間はかってみよ。

24時に開始した。

 


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 まずはペダルを外す


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ロックブッシュを使って分解する。

まずは左ペダルから。

 


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ペダルからシャフトを引っこ抜いたとこ。

グリスでテッカテカ。

まあ、ビンディング買ってからまだ1ヶ月たってないけど分解してもうてます。

この一番上から二番目のナットを緩めると、ペダルの回転が軽くなる。

絞めると重くなる。

一番上のナットは、二番目のナットを固定させる役割。

 
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パーツクリーナーでグリスを落とす!

 

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新しく買ったグリスを使うときがきた。

ぐっと押しても、あれっ出ないやん。


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先っちょ切るんか。

あれっまだ出ん。


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フタあったんかい!

説明書ないから分からんわ!ってこの程度、説明書なくてもだいたいわかるもんか?

 

銀の玉

すべて簡単に分解できた。

パーツクリーナーで古いグリスを落とした。

そして新しいグリスを塗りつつ、仕様書みながら組み立ててみる。

銀の玉入れるのが難しい。表の3番。

銀の玉が見えない様に筒に入れないとあかん。

 

でも、銀玉でてまう!

 

ギンタマ隠しきれてない!

 

ギンタマいじりまくってたら、何とかしまい込めた。

 

そしてペダルを組み立てて、クランクにつけてみたけど、左だけカタカタする。

左ペダルのシャフトの根元に隙間が空きすぎているので、カタカタする。

もういちど、始めからやり直してみる。

あかん、一緒や、カタカタする!!

また、始めから。

何度も繰り返した。

 

ここまでで3時間近く経過。

 

不器用ですから。

 

結局、右のペダルのシャフトも外して、左右を比較してみると、グリスの量に大きな違いがあったので、グリスを多めにつけてみた。

すると、カタカタが無くなった。

グリスで隙間を埋めていたんだな。

 

乗ってみた

何度目だ。

ペダルをクランクに取り付けた。

ガタガタしない!よっしゃ!

で、早速乗った!

カチカチ消えた!!

成功!!

 

さいごに

カチカチが消えて無くなって良かった。

原因はビンディングを取り付ける際、シャフトにグリスを塗っていなかったので、異音が発生していたと思われる。

ペダルのシャフトにグリスを塗るだけで解決していたが、

分解してみたので、ペダルの構造がわかった。

ただ、ペダルの分解や回転の調整は店に持ち込まなくても何とか自分でできることが分かったが、時間が掛かりすぎた。

整備した時間は、3時間半だ。

次は早いだろうけど、

ここまで時間が掛かると、自分で整備する限界の時間を決めて、それを過ぎたら修理に持ち込み、原因や解決方法を店員さんに聞いた方が効率がいいかもしれない。

 

諦めも大事

「異音」「干渉」は嫌だけども、トラブルを一つづつ消化し部品の仕組みを理解することでロードバイクのメンテナンススキルが上がるんだろうと思う。

ただ、時間が掛かりすぎたり、分からないことがあれば、店舗へ持ち込む「勇気」も必要だ。

ロードバイクに乗れなかったり、乗る時間が削られるのは、本末転倒だろうと思った。

 

用意した物

 PDR600

かなりプラスチッキー感あるがこれがなければ分解できないのでペダル分解には必須。

 

グリス

ドロドロしてるので垂れない。

かなり使いやすい。

手についても、石鹸で洗えば、ヌルヌルが取れやすい。

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